穀物輸送業
荷主と船社を繋ぎ、日本の食を支えます。
荷主様のニーズに合わせた船腹を運航船社様ご協力のもと手配し、日本そして世界中の需要地に食糧・飼料等を運搬するお手伝いをいたします。
はじめに ~世界と日本の食糧事情~
農林水産省によれば、平成28年時点で日本の食料自給率は38% (カロリーベース) と先進国の中でも非常に低い数値です。これは、普段口にしている物の約60%が海外からの輸入品ということを意味しています。更に、パンや、パスタ、うどんの原料の小麦に関しては88%が輸入品、豆腐・醤油など日本食に欠かせない大豆は約60%を輸入に頼っている現状です。
また、世界の人口は年々増加の一途をたどっており、 2050年には90億人を超えるとも言われています。その中で、今後途上国を中心に国内生産で賄いきれない食糧を輸入に頼る傾向が強くなっていくとも言われています。
このように、日本そして世界中で食糧輸入がますます欠かせないものとなってくる中で、その輸送手段である船腹を確保することは非常に重要となっています。
Cargo Broker (貨物輸送契約の仲介人)
当社は創業当初より、Cargo Broker (貨物輸送契約の仲介人) として世界中の穀物輸送に関わって参りました。Cargo Brokerは荷主などから必要な船腹のサイズ・積み揚げ地等の情報を頂き、それを元に運航船社と相談して適切な船腹を供給する役割を担っています。
主として国内商社及び穀物輸入業者や、世界中の優良船社とお取引させていただいております。
大豆・コーン・小麦・菜種における日本国内への総輸入量の約3割弱は当社仲介の成約によるものです。また日本向け以外に近年穀物需要が高まっている中国・東南アジア向けのいわゆる三国間輸送 (US-China/SE Asia等) の仲介にも取り組んでいます。
< 主要取扱い商品 >
大豆、コーン、小麦、菜種、大豆粕、DDGS、マイロ、大麦、米、その他
< 成約実績 >
農林水産省ホームページ “品目別貿易実績 (2016)” より数字引用
FFA (海上運賃先物) 取引
当社ではBaltic Exchangeが公表するCape、Panamax、Supramaxの各インデックスを対象としたFFA (Forward Freight Agreements) の相対取引を行なっております。FFA取引を行なうことにより、将来の価格変動リスクを回避することが可能となります。
< 利用例 >
当ページの内容に関するお問い合わせは、下記担当部署までお気軽にお問い合わせ下さい 穀物部 |